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他の人をジャッジしてはいけない

では、あなた達はどうだ?彼らを非難する立場にあるのか?それはないだろう!それは絶対に間違っている!他人を指摘するくせに、あなた達だって同じことをしているじゃないか!彼らのことを白い目で見ているくせに、自分も同類だというのが分からないのか!? そんな人たちを公平に裁く権利は神にこそある。 あなた達も彼らと同じ過ちをおかしている!だから、もうわかっただろう!神はあなた達にも裁きを与えるということが・・・どう考えても、その裁きから逃げようなんて出来っこない! 神はあなた達に対して優しさを示し、忍耐強く待っていてくれている!あなた達が変わってくれることを・・・だが、それともアレか・・・?その優しさが感じられないっていうのか!?もしかしたら、あなた達にとってそれは分からないのかもしれない!神がこれだけ忍耐を持って、親切にも待っていてくれているその理由を・・・あなた達が過ちから足を洗い、新たな決断をするようにと猶予ゆうよを与えてくれているんだ!分かるか!!!

神がそこまでしてくれているのに、あなた達の頑固さときたら・・・変わる気などみじんもない。こうして哀れなことに、自ら恐ろしい罰を積み上げていく。その日が来れば・・・きっと裁かれる。神の怒りと共に、その日が来れば全ての人は神によって公平に裁かれるのだ。 「神はそれぞれの生き様にふさわしき報いを与える。報いなのか、罰なのかはその人の生き方次第だ」——【詩篇62:12; 箴言24:12より引用】

良い行いに対して疲れ知らずの人もいる。神に与えられる栄誉と謙遜けんそんのために生きている彼らの人生には破壊はない。神はそのような人々に永遠のいのちを与えるだろう。 これら以外の人間は、自分の得にしか興味がない。自分の得を追及できるなら神の真理に背いても構わないと思っているのだ。しかし、彼らには神の怒りの判決ジャッジメントが下される。 痛みと苦しみは、道を外したまま生きる人の背中を追いかける。初めにユダヤ人を襲い、それから外国人を襲う。 10 栄誉、称賛しょうさん、平和は、神の意志をかつぎ、善を行う全ての者の背中を追いかける。初めにユダヤ人を包み、それから外国人を包む。 11 どんな人間であろうと、神は公平に判決を下すからだ。

12 おきてを知らずに過ちを犯そうが、おきてを知りながら過ちを犯そうが、同じように裁かれる。おきてを知らなかった者は、犯した過ちによって有罪となる。おきてを知ったうえで過ちを犯した者も、そのおきてに基づいて有罪となる。 13 結局のところ、聖書にあるおきてを読み聞きしたからといって救われるのではなく、聖書、つまり神の意志をかつぎ、おきてに従った者たちだけが正しいものとされるのだ。

14 では、ユダヤ人以外で聖書を読まずに育った人たちはどうなるのか?おきての書を持っていなくても、神の意志を実行しているのなら、その人たちこそお手本だ。 15 心には何が正しく、何が正しくないのかが刻まれており、良識もある。むしろ正しく生きているのにも関わらず、心配になって間違っているのではないかと考えることだってまれにある。 16 つまり、裁きの日になると全ての人が秘密にしていたそのものが裁かれるのだ。(良いニュースを伝えるとすれば、その裁きは全てイエス・キリストをとおして行われるということだ)

ユダヤ人とおきて

17 「自分は神からおきてを与えられた選ばれしユダヤ人だから、すごいのだ!」とでも思っているのか?

18 確かに、小さな頃から神のおきてを学んできたから、神が何を求め、人生において何が重要なのかを知っているかもしれない。

19 「自分は正しい道がわからない人の灯台として、闇にいる人の光なのだ」だと考えているかもしれない。

20 「自分は道を踏み外した者に正しさを教え、信じたばかりの人の教師なのだ。神のおきてを知っているから全ての真理をつかんでいる」と自らをとら えているかもしれない。

21 あなた達は他人に教えている。であれば、まずは自分をしっかりと教育してやったらどうだ?「盗んではいけない!」と教えながら、あなた達が盗んでいる。 22 「結婚外での性交渉、すなわち性的な過ちを犯すな」と教えながら、犯しているのはあなた達ではないか!「偶像を拝むな」と教えながら、自分自身は彼らの神殿から偶像を盗んでいるではないか! 23 「神のおきてを熟知している」とプライドに満ちて言っているが、そのおきてを破って神に恥をかかせてるのはお前たち・・・・・の方ではないか!

24 聖書ではこんなことを言っている。 「お前たちの様な者たちのおかげで、神を知らない周辺国も神のことをバカにする」——【エゼキエル書36:20-23より引用】

25 もしあなた達が神のおきてに従っているというのなら、割礼かつれいだって意味のあるものとなるだろう。——【割礼とは、包茎手術のことで男性性器の皮の一部を切り取ること】しかし、従っていないのであれば、外国人に勝ることは何1つない! 26 ユダヤ人ではなく、外国人(割礼かつれいを受けていない人)でいながら「神のおきて」に従うなら、それは割礼かつれいを受けているユダヤ人と同等と言えるだろう。 27 あなた達は割礼かつれいを受けて、おきての書まで持っている。その上で神のおきてを破るのだ。であれば、割礼かつれいを受けていなくてもおきてに従っている人々が、あなた達が有罪であることを示してくれるだろう。

28 見た目だけがユダヤ人であっても、あなた達は本当のユダヤ人ではない。割礼かつれいを受けていようが、いまいが、本当の意味はもっと深いところにあるのだ。 29 真のユダヤ人とは、外見ではなく、心を神に認められた者たちのことだ。体の割礼かつれいを受けて肉体の一部を切り取った人ではなく、心の割礼かつれいで心から闇が切り取られた人。その人こそ真のユダヤ人だ。それは、おきてに従うことによってなされるのではなく、聖霊ホーリースピリットによってなされるのだ。そう!人からではなく、聖霊ホーリースピリットによって心の割礼かつれいを受けた人、人生が変わった人こそ、神から褒めてもらえるのだ!