Add parallel Print Page Options

56 すると、召使いの少女はそこに座っているペテロの姿を見た。炎の明かりで照らされたことで、少女はペテロの顔を見ることができたのだ。彼女はペテロの顔をより近くで確かめると「この人!あの男と一緒にいましたよ」と言った。

57 しかし、ペテロは「何を言っているんだ。俺はあいつのことなんか知らん!知らない!」と否定した。 58 少し経つと、また別の者がペテロを見てこう言った。「お前もあのグループの1人だろ?」

だが、ペテロは言った。「いやいや違うって!俺は関係ない!」

59 それから約1時間後・・・別の男が言った。「いや、そうだろ!こいつは確かにあいつと一緒にいたよ!ガリラヤ出身のヤツだ」

60 だがペテロは言った。「おい、お前たちはいったい何を言ってるんだ!俺には知らん!」

するとその時・・・コケコッコ~~~~!雄鶏ニワトリが鳴いた。 61 そして王であるイエスは振り返り、ペテロの目をじっと見た。そこでペテロはイエスが言ったことを思い出した・・・「朝、雄鶏ニワトリが鳴くまでにお前は俺のことを知らないと3度言う」 62 それからペテロは外に出て号泣した。

Read full chapter