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マルコ 15:6-15
Japanese Bible: Easy-to-Read Version
マルコ 15:6-15
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イエスを釈放しようとするピラト
(マタイ27:15-31; ルカ23:13-25; ヨハネ18:39–19:16)
6 毎年、過越祭の日には人々が選んだ囚人を1人、釈放する習慣があった。 7 監獄には、バラバという名の囚人がいた。バラバは、彼の仲間とともに殺人を犯した罪状で牢屋に入れられている悪党であった。
8 人々がピラト総督のもとにきて、いつものように囚人を解放するようにと頼んだ。 9 ピラト総督は群衆に尋ねた。「俺にユダヤ人の王を釈放してほしいか?」 10 ピラトは察していた。イエスが連行されたのは祭司長たちの嫉妬心のみが原因だと。 11 とんでもない!と慌てた様子で祭司長たちは、イエスではなく悪党バラバを釈放するようにと民衆に促した。「バ〰ラ〰バ!バ〰ラ〰バ!バ〰ラ〰バ・・・・・・!」
12 ピラト総督は群衆にもう一度聞いた。「それならお主らは、このユダヤ人の王という男をどうしてほしいのだ?」
13 群衆は叫んだ。「十字架で殺せぇ〰〰〰〰!」
14 ピラト総督は聞いた。「なに?なぜだ?こやつが一体何をしたと言うのだ?」
しかし、群衆はさらに大きな声で叫んだ。「じゅ〰じ〰か!じゅ〰じ〰か!!じゅ〰じ〰か!」
15 ピラト総督は人々を喜ばせたかったので、悪党バラバの釈放を承認した。そして、イエスをムチで打ち、極悪人にのみが受ける十字架で処刑することを兵士に命じた。
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Japanese Bible: Easy-to-Read Version (JERV)
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